昨日のnews zeroの中で、今年の24時間テレビのメインパーソナリティーに「なにわ男子」が決定したと報道されました!歓喜!
毎年、メインパーソナリティーの発表って「このあと重大発表」とかひっぱられてひっぱられて発表されるものだと思っていたので、こんなにぬるっと発表されたことにちょっと拍子抜けしましたが。
寝る前にTwitterチェックしてたら流れてきて、びっくりやらうれしいやらで目がさえてしばらく寝付けなかった。そらそうでしょ。
デビュー1年半でメインパーソナリティーは快挙でしょうよ!
非常に賛否の分かれる「24時間テレビ」ですが、私は大好きで、毎年これを観るために希望休を入れてるくらい。
いろんな人生があって、そのほんの一瞬をのぞかせてもらって、本当に色々な状況にある人たちが色々な場所で生きているんだなぁって毎年学ぶことが多いです。
身体の障碍や生きることへの障害のあるなしに関わらず、生きていれば多かれ少なかれ、辛いことやしんどいことは誰にでも起きうる。
それをどうとらえるかはそれぞれ違うだろうから、「あの人は、ああなっているから不幸。かわいそう。」と自分の物差しで相手を見てしまうこと自体が差別なんだなーってこととか。
優生とか劣生とかの思想は誰でも持ってて、それは人が生きていくうえで必要なものだと思うから捨てる必要もないんだけど。
自分が「あいつのほうが劣生」とレッテルを張った相手にもその思想はあって、必ずしも五体満足なだけで優生と見られている訳じゃないんだよ、ってことを常に忘れないようにしたいってこととか。
一年に一日くらい、そういうことを考える日があってもいいんじゃないの?って思います。
あと、私が毎年欠かさず見るようになったきっかけがあって。
結婚して2回目の夏、そろそろ子供を持つことを考えようかという時期。
私はそもそも子供が好きなほうでもなかったし、むしろ、無邪気に動き回る友達や親戚の子供たちを見て「私にちゃんとした子育てができるのか?」と不安だった。
そのうえ、仕事柄、色々な家族や重度の障碍を持つ子供や大人をたくさん見てきた。
どんな子供を授かっても責任をもって育てていけるのか?と自分に問うと、正直なところ怖かった。
そんな時に見ていた24時間テレビ。
「大丈夫!どんな人生でも、大丈夫!」と、どんと背中を押してもらえた気がした。
翌年長女が生まれ、その後次女も授かった。
「ちゃんとした子育て」なんてできてるかどうかなんてわからないけど、毎日楽しかったり楽しくなかったりしながら生活している。
それでいいんじゃないかな、って思ってる。
それが、幸せだったりする。
だから、あの時背中を押してくれた24時間テレビにはとても感謝している。
友人や家族、誰の言葉よりも説得力を持って励ましてくれたから。
この番組を観ることによって、傷ついたり不快な思いをしている人がいることも確か。
この私の拙い文章でもまた、誰かを傷つけているのでしょう。ごめんなさい。
でも私は。
裏ではなにがどうなっているのかなんて分からないし、あの企画たちが感動ポルノだと言われても、テレビで何かを頑張っている人たちが映ったら「頑張れっ」って応援してあげられる素直さだけは忘れたくないのです。
こんなに熱く語っちゃうほど大好きな番組のメインパーソナリティーですよ。
そりゃあ、うれしくてうれしくてたまんないですよ。
今年は初めてチャリTシャツ買っちゃいますよ!
謙杜くんがデザインしてくれたらうれしいなー
きっと、なにわちゃんたちは誰かを思って泣いてしまうだろうし、
それを見て私も泣いてしまうだろうな。
そんな、やさしいやさしい24時間テレビになることを期待しています!