厚木の玉子サンド無人販売所『ヤマモトヤ』

最近テレビでよく取り上げられる卵サンドがずっと気になっていた。

厚木にある、畑に囲まれたサンドウィッチの無人販売所である。

 

サンドウィッチの中でも卵サンドがいちばん好きだ。

口の中で、もこもことほどけていく幸せの黄色い食べ物。

 

連休の最終日、思い立って夫と二人で買いに行ってみることにした。

 

tabelog.com

 

事前に調べてみるとサンドウィッチの補充時間は決まっており6時、9時、11時、13時(それ以降は不明)

やはりお昼前の9時、11時は人気だそう。

今回は気合入れて初回の6時目掛けて行ってみることとする。

 

4時にアラームをかけ、眠い目をこすりながら出発。

連休最終日だが、さすがに早朝すぎて下道でもスイスイだ。

246号で厚木市内に入った後、412号を宮ケ瀬方面に進むとそれらしい側道があり、本当に畑や民家の中に突如として現れた。

 

ちょうどよい塩梅の5時45分頃に到着。

駐車場には先客らしき車が数台並んでいて、みんな車の中で待機しているようだった。

私はいてもたってもいられず、早速車から降りて色々見て歩く。

 

f:id:natsuhanoha:20240928220233j:image

 

目に入ってくる建物はすべて黄色。

玉子サンドは日本一と、自らハードルをぐんと上げていくタイプ。

ここは事務所?中に人がいる気配はない。

 

f:id:natsuhanoha:20240928220248j:image

 

これが噂の無人販売機ならぬ無人販売冷蔵庫。

前においてある箱にお金を入れていくらしい。

私たちが到着時点で、この冷蔵庫の前で先客が1名スタンバイしていた。

図らずもその後ろにつく形になったが、それをきっかけに車の中で待機していた人たちがぞろぞろと列をなした。その数約20人ほど。

 

f:id:natsuhanoha:20240928220315j:image

 

6時より5分ほど前に、サンドウィッチを大量にもったおじさん登場。

この回は冷蔵庫には補充せず、台に並べて順番に好きなサンドウィッチを選んでおじさんにお金を渡していくスタイルだった。

 

「今日は個数制限なし!」とおじさんが宣言していたので、ひょっとしたら購入個数の制限がある日もあるのかもしれない。

私はその日のお昼ご飯にするため家族全員分を購入。

玉子サンド×4とハムカツサンドカツサンド、ポテトサラダサンド、ハム野菜サンドを購入。

すべて1パック300円だ。

そのほかにもまだ2〜3種類あったと思うが、また次の機会に。

 

購入後振り返ってみたら、その後も続々と車が到着し列に並んでいる。

しばらく観察していると、10分もするとおじさんの持ってきたケースの半分以上は売れてしまっている様子。祝日ということもあったのかもしれないが、色々と選んで購入したいのならば、やはり搬入時間の少し前にスタンバっておくのがよさそう。

 

f:id:natsuhanoha:20240928220329j:image

 

帰ってきて待ちきれず食べ始めてしまってから、慌てて写真を撮る。

野菜は新鮮で、ポテトサラダの味もとても良い。

揚げ物もいわゆる「駄菓子系」のそれではなく、ちゃんと手作りされた丁寧さを感じる。どれもボリュームがあって、1パック300円は絶対にお買い得。

 

・・・そして、お気づきだろうか。

そう。

なんと肝心の玉子サンドの写真を撮るのを忘れているのだ!

玉子サンド屋さんの紹介なのにどういうこと?

 

それでも。

口に入れた瞬間の衝撃!

しっかりとしたコクのある玉子ペーストだが意外とあっさりとしていていくらでも食べられちゃう。

確かに私の中でも、たまごサンドの中では暫定1位かもしれない。

気になる方は、食べログ等でぜひビジュアル確認してみてください(最低)